公開:2024.11.17 05:51 | 更新: 2024.11.17 08:51
あらゆる世代の方々に、下水道の役割について関心を持って頂くことを目的とした大阪マンホールEXPO。
「学びのブース」「遊びのブース」「お仕事のブース」「デザインマンホール・記念撮影コーナー」全4つのエリアに分かれて開催されました。
2日間の様子を順にご紹介していきます。
「流せるティッシュ」や「流せるトイレクリーナー」が販売されていますが、水に流してみると実は上手く流れません。「溶ける」とは書いていないので下水管を詰まらせる要因になります。
ビーズを雨に見立て、上から下へ流れ落ちていく様子を順に追っていきます。
「今の季節、落ち葉が道路の側溝に重なったままだと雨水が流れにくくなるね。」
「豪雨で一気に流れ込んだ雨水も、このままだとマンホールから溢れてしまうね。でも大丈夫!その先にある大きな下水管に流れていくんだよ。」
災害時を想定して「こうならないため」の行動を、七並べのようにゲーム感覚で身につけます。
遊んだ後は、カードゲームをプレゼント♪
間違い探し、マンホールパズル、缶バッチづくりと、各ブースで大阪府内市町村のマンホール蓋イラストが並んでおり、キョロキョロしました。
作業服とヘルメットを着用した子どもたちに、現役下水道職員さんが当館B1Fの展示物を説明してくださいました。
「こんなロボットも使いながら下水管を点検するよ。」
目の前に模型があると、スケール感がとても分かりやすく保護者の方々も興味深そうに聞いていました。
後半では、「お味噌汁も残さずに全部飲んでくれると嬉しいな。」と職員さんから子どもたちへのお願いがありました。こうした日常生活の行動ひとつから、下水道を守ることにも繋げてほしいです。
6Fサンルームでは、各自治体のマンホール蓋がズラリと並びました。
1F受付前では、マスコットキャラクターが集結し、ワイワイと記念撮影を行いました。
たくさんの方々にご来場いただき、下水道について理解を深めていただけました。
さて、来週は下水道科学館企画に戻ります。
シャカシャカ・キラキラした「海デザインのしおりをつくろう!」
お待ちしております。