公開:2024.12.21 05:46 | 更新: 2024.12.21 08:48
一段と気温が低くなり、外出するのも嫌になりますね。
微生物も人間と同じで、水温の低いところでは動きが鈍くなるようです。
活発に働くためには、20~30℃が最適と言われています。
下水処理において、微生物は必要不可欠な存在です。
生活排水に含まれる油脂や炭水化物などの有機物を二酸化炭素と水に分解してくれたり、
病気を引き起こす病原菌を食べてくれたり、増殖を抑えてくれることで水を安全に保つことができます。
そんなスーパーヒーローのような微生物が大量に集まった塊を「活性汚泥」と呼びます。
活性汚泥のおかげで、微生物の力を最大限に引き出し、より効率的に・効果的に有機物を分解することができるんです!
また、微生物にも人間と同じく酸素が必要です。
当館4Fには、これをゲーム化したものがありますので、ぜひ楽しみながら学びに来てください。
日常生活で微生物の有難みを感じることはありませんが、
どんな場面で私たちの暮らしを支えてくれているかをこの機会に考えて頂けると嬉しいです。
次回は、1/25(土)開催予定です。
何種類の微生物を見つけられるか数えてみてください。
お待ちしております♪