公開:2025.12.20 05:20 | 更新: 2025.12.20 08:20
毎日汚してしまう水を下水処理場まで届けるために下水道管を新しく通したり、古くなった下水道管を効率的にリニューアルする。
今日は、知らないこと盛りだくさんで、しかも迫力満点の作業の様子を見ることができました。

全長5000kmに渡って張り巡らされている大阪市内の下水道管は、一年間に50kmずつ更新されているそうです。今日は、この更新というところから大阪市の下水道の概要を、大阪市建設局の川戸さんからうかがいました。
概要が分かったら、今日のメインテーマのひとつ。新しく下水道管を作る方法を探ります。
今日お話いただいたのは、安田エンジニアリングの安田さん。地上から地面を掘る「開削工法」以外に、地面を大きく切り開かない「推進工法」があるとのこと。地中のスタート地点から、ジャッキの圧力と先端のカッタヘッドによって、グルグル地中を掘り進みながら、下水道管を連結させていく様子がとてもよく分かりました。
一度、乗ってみたい!、操作してるのを横で見てみたい!って思いました。

続いては、破損した下水道管の補修してリニューアルする更生技術について、芦森エンジニアリングの中川さんが説明してくださいました。古い下水道管の内側にもう一つ管を作っていく。しかも腐食しにくい、傷つきにくい素材でキレイにできあがる様子はまるで魔法。でもひとつひとつの作業は手作業。根気も体力も精神力も必要な大変な作業です。

おふたりのようなプロがいてくださるから、僕たちは毎日当たり前のように水を使えるんですね。
下水道場、グングン深堀進行中です!
