公開:2022.11.07 04:48 | 更新: 2023.09.28 09:49
(開催日:22年11月6日)
オンラインワークショップ「海のきれいをとりもどせ!」を開催しました。
大阪市下水道科学館では初めてのオンラインワークショップの開催でした。
ウェブ会議システムのzoomを使っておうちで、家族一緒にできるこのワークショップ。
まずはファシリテーターのジャパンGEMSセンター・鴨川光さんから「みんなは海はどこの海に行くの?」という投げかけが。「白浜!」「須磨海岸!」「大阪湾!」とミュート解除した発言やチャット機能で教えてくれました。
そして鴨川さんのスライドは、神奈川・葉山の海を潜った映像に。「この生き物知ってる?」の問いにどんどん答えていくみんな。みんな海の生き物、よく知ってるね~!
そして次に、模型を使った実験に移りました。実験では、砂浜を模した箱の中にいくつかの生き物のフィギュアがあり、そこに水と油が混じった様子が再現されていました。
そこで起きた干潮と満潮を、自分の言葉や絵で順番に教え合う参加者のみんな。自分の言葉で伝えるってとっても難しかったよね。
この模型の実験を念頭に、海に油が流れるとどうなる?今回のワークショップの目玉実験・油をよく吸うものをおうちの中で探そう!の実験に。
目の前にあったものから、他の参加者の意見に触発されてどんどん油を吸うものを発見していく参加者のみんな。
その発見から、「どんなものが油を吸いそうか?」その特徴にせまっていくみんなでした。おうちでも油を海に流さない工夫や油を吸ってくれるもの、発見しちゃったね。
今回は何かを教わる授業ではなく、子どもたちが自分で考えたり、発見したりすることを大事にしたワークショップでした。
最初はおとなしかった子たちもどんどん油を吸うものを家の中で探しに行って画面越しに教えてくれたり、チャットで教えてくれるようになっていきました。
今回のワークショップをきっかけに次の「?」が「!」に変わっていくお手伝いができていたらとてもうれしいです。