大阪市下水道科学館

イベントレポートEVENT

  • 2022年11月
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  • 水の科学実験

公開:2022.11.28 11:16 | 更新: 2023.09.28 09:54

やってみよう!水のおもしろ実験―しんきろうを見よう―(22年11月26日)

実験イメージ画像実験イメージ画像

(開催日:22年11月26日)

「やってみよう!水のおもしろ実験ーしんきろうを見ようー」を開催しました。

さて、さっそく実験開始です。「しんきろう見たことある人~?」の問いかけに、何人かの子の手が挙がりました。また今回は保護者の方から富山で見たというお話も教えていただきました。ありがとうございました。

実験ではまず、塩の入ったアクリル水槽の横にサファリの動物たちのイラストを置いて実験開始。真正面から見た時と、少し上から見た時で、動物たちの足の長さが違う。短足になってる!

実験時の様子
足短くなってるね。

あれ?なんで??となっているところにレクチャー。しんきろうができる理由は光の屈折が影響しているんですね。

レクチャーの様子
光が曲がって進むんだね。

さて次の実験です。動物たちのイラストから机に用意していた白い厚紙に代えて水槽の横に置いてもらって、グミを水槽に入れてもらい、正面から懐中電灯の光を当ててもらいました。…どうなるどうなる?

実験時の様子
グミを入れると…?

光を当てた厚紙には、グミの黒い影に何やらもやもやしたものが!さらにグミに換えて梅干し、あめ、角砂糖を入れても同じようにもやもやしたものが移りました。

実験時の様子
梅干しでも実験!
実験時の様子
もやもや、わかるかな?
実験時の様子
あめちゃんも実験材料です。
実験時の様子
角砂糖は溶けやすかったね。

この現象は「シュリーレン現象」というそうです。
グミや梅干しから溶け出した糖分や塩分は濃度の薄い水とは密度が違い、光の進む道が変化します。このように光の進路が変化するのでもやもやした影が見えたんですね。

レクチャーの様子
シュリーレン現象、っていうんだって。

今回の実験でも、「科学大好き!」「実験たのしい!」と言って来てくれた子が何人もいました。
このプログラムは毎月楽しくてワクワクする実験が盛りだくさんです。チラシやこのホームページ、館のTwitterをチェックして、「?」を「!」に変えにまた来てね。

次回の水のおもしろ実験は12/10(土)に「<水のおもしろ実験スペシャル>【水道記念館×下水道科学館】やってみよう!水の『ろ過』実験」を開催します。いつもご要望の多かったろ過実験がついに大阪市下水道科学館で実験できる!ぜひお楽しみに♡