公開:2023.01.16 12:26 | 更新: 2023.09.28 10:20
(開催日:23年1月14日)
「1年の健康を願おう。アマビエマスコットづくり」を開催しました。
新型コロナウイルス感染症が出てくるようになって丸3年。現在も第8波の波が起きているとの報道で、まだまだ収まりそうもありません。
そこで今回の体験プログラムでは、海から出てきたと伝えられる疫病封じの妖怪「アマビエ」をモチーフにマスコットづくりを行いました。
スタッフからの「アマビエ」って知ってる?の問いかけに、「知ってる!」「アマエビ!」のかわいい声が。
このアマビエ、京都大学図書館所蔵の『肥後の国海中の怪』によれば、
「私は海中に住むアマビエと申す者。今年より6年諸国は豊作となるが併せて病気が流行るので、私の姿を姿を書き写して人に見せると良い」と話してまた海に消えていったそうです。
また同様の伝説に足利学校の「アマビコ」があり、このアマビコも同じ頃に出現し、3本足で、姿を描き写せば無病長寿になる話して消えたという伝説を残しました。このような妖怪は「予言獣」と呼ばれ、日本独特の妖怪文化の一角をなす存在と言えます。
さて、そんなアマビエをモチーフにしたマスコットづくり。
工作や手芸大好きなみんなに喜んでもらえるよう、今回はあえてスタッフによる準備を少なくして、自由度の高いマイ・アマビエを制作して楽しんでもらえる機会としました。
マスコットづくりに移っていきます。
それぞれの席にあらかじめご用意した卵型の型紙に、それぞれのアマビエを描いてもらい(できるだけ単純な線にしていくことがポイントでしたね!)
型紙に描いた線の通りにカットして裏表に気を付けてフェルト裏ののり面に縁取りを書いて…カット!
切った型紙を整えてから卵型の本体に足側の下から順に貼っていって
完成!!
みんなのマイ・アマビエ。どの子も色合いや表情がとっても可愛いので、ぜひご覧ください。
次回は1月22日(日)に開催します。自分だけのアマビエマスコットをつくりに、ぜひご参加ください。