開催日：23年2月5日

「大切な人にあげたい　マーブルもようのメッセージカード」を開催しました。

今回は、水に浮かぶインクのもようを移し取って、きれいな紙でメッセージカードをつくります。パソコンやスマホのメールでやりとりすることが多くなっている時代だからこそ、手書きのお手紙はとてもうれしいもの。字を書く紙も手作りのものだったら、より心のこもったメッセージになりますね。

そんな気持ちで、今回のワークショップを開催しました。

「みんな、マーブルもようってしってる？」と聞いてみると、「丸いやつ！」と答えてくれたお子さんも。ほとんどの人が知りませんでした。どんなものか、見本を見せてご紹介しました。

今日は水面に浮かぶインクがつくる、不思議なもようを紙に写し取ります。

もようは水の上でどんどん変化しているので、みんなはその一瞬を切り取ります。「だから、今日みんながつくるもようは世界に１つしかないもの」と言うと、驚いたりうれしそうな顔を見せてくれました。

早速作っていきます。

水にインクを直接垂らすと重さですぐに沈んでしまうので、今日は水に浮く紙の上に垂らします。水に浮く紙「フロート紙」も、紙にろうそくをこすりつけて、手作りします。

いよいよインクを1滴、2滴。

水が混じったところから、一気に水面に拡がりました。同じように、1色、2色垂らすと、マーブルもように。

つまようじでそっと動かしたらもようがさらに複雑に。

お気に入りのもようになったら、紙に写し取ります。

乾かしている間に、表紙を作ります。

みんな大好きなシールをいろいろ用意しました。

それぞれお気に入りを選んで貼ってデコレーション。みんなが作った紙と表紙の2枚を合わせる紐も真ん中に飾り付けました。

マーブルもようの紙が乾いたので半分に折って、表紙にセット。

小さなお子さんには難しいかな、と思う作業も、みんな一生懸命チャレンジしてくれて、最後はそれぞれ違うもようの素敵なカードができあがりました。

子どもはもちろん、大人にとっても魅力的なマーブルもようづくり。保護者の方からも「家族で楽しい時間を過ごせた」とのお声をいただきました。

次回開催は2月11日(土・祝)です。ぜひ体験しに家族でご来館ください。