公開:2023.03.23 10:13 | 更新: 2023.09.28 10:44
開催日:23年3月18日
オンラインでのワークショップ「春はもうすぐ♪おうちでお花をつくろう」を開催しました。
オンラインでの開催が当館イベントとして2回目となる今回のワークショップ、兄弟姉妹で参加してくれた子たちが何組も見られました。
Zoomのリアクションにもどんどん慣れて、「挙手」のリアクションを使って双方向で進めていくことができました。
私たちもみんながお花づくりのレクチャーが伝わりやすいように手元カメラを用いるなどところどころ工夫しながらワークショップを進めていきました。
さてワークショップが始まりました。
まずはコーヒーフィルターを丸く切り抜いていきます。
切り抜いたコーヒーフィルターに水性ペンで自由にカラフルに線を描いていきます。
コーヒーフィルター4枚に絵を描いた様子を画面越しに見せてくれたみんな。水玉が人気だったかな。
次にコーヒーフィルターの端を波々に切っていきます。これで出来上がった時によりお花っぽくなるということでした。
それのお花を真ん中を中心に2回たたんでイチョウ型にします。
そのあとに準備してもらっていたお水をペットボトルのキャップに入れて、先ほどたたんだコーヒーフィルターの先をペットボトルキャップのお水に浸して水を吸わせます。
どんどん水を吸っていくね!水性ペンの色が滲んできたね。
滲んで来たら新聞紙の上に置いていきます。4枚とも水を吸わせたら、ペーパータオルをもって、新聞紙の上に置いているお花の余分な水を押さえました。
ここまで来たらあともうちょっと!
おうちで取り組めるので、水を途中で追加しに行くこともできました。
お花の水を乾かしている間に、水を含んだインクが何色かに分かれてくる技法についてご紹介。「ペーパークロマトグラフィー」といいます。インクは実は何色もの色でできているんだって。よくできているね。
レクチャーをはさみ、そろそろ水が乾いてきたのでお花の仕上げに移ります。最初の方で折りたたんだ線を使ってさらに折りたたんで、根本をホッチキスで留めます。お花になったね!
これを4枚分繰り返すと、花びらが4枚できました。
作品を見せてください、とお声がけするとみんなそれぞれの素敵な花びらを見せてくれました。
ちょうちょみたいなお花や、南国のお花みたいな色合いでつくってくれた子もいました。素敵!
お花を細く切った緑色の色紙にまとめたり、リボンに留めて花かんむりにしたりという過去開催したイベントの時のアイデアもご紹介しました。
ばあばにあげよう、などのお声も伺いました。
ぜひぜひ!喜んでいただけるものと思います。卒業したお兄ちゃんやお姉ちゃんにプレゼントにしても喜んでもらえるものと思います。楽しんでやってみてください。
感染症による休校の影響もあってか、みんなどんどんオンライン会議ツールの仕組みに慣れていっている様子でした。
館内に来てもらって開催するワークショップだと時間や場所に制限が出てしまいますが、今回はおうちで開催なので、このまま何枚もお花づくりを続けて花束にしてくれている様子も見られました。
おうちにいながらご家族に見守ってもらいつつリラックスして取り組める点が、会場での開催以上にいい機会になったのではと感じています。
オンラインワークショップ開催に際し、参加してくれた子供たちをつかず離れず見守ってくれた保護者のみなさまもご協力ありがとうございました。
まだ当館に来館したことのない子やおでかけしにくい子にも、大阪市の下水道について知っていただく機会となるよう、オンラインワークショップの機会をこれからも企画したいと思っています。ご期待ください。