大阪市下水道科学館

イベントレポートEVENT

  • 2022年5月
  • 小学生(高学年)
  • 中学生
  • 水の科学実験

公開:2023.05.18 08:33 | 更新: 2023.05.18 11:33

ダンボール工作で レジ袋ストッカーをつくろう―イベントレポート

レジ袋ストッカーレジ袋ストッカー

(2023年5月14日)

 今年はじまったSDGsワークショップ。

下水処理は微生物を使って汚れた水をきれいにしていたり、処理過程で発生する汚泥からできた燃料はCO2の排出を抑えながらエネルギーに代えたり、まさにSDGsの観点でのことを昔からおこなっているんですね。

そんなことをお伝えしながら、これからの地球にとって私たちにできることを考える機会になればと思い、このワークショップを始めました。

と言っても難しいものではなく、楽しみながらも取り組めることはたくさんあります。

第1回はダンボールでつくるレジ袋ストッカーづくりです。

スライドを使ったお話から

冒頭ではスライドで海のプラスチック問題を伝えました。海に流れ出たビニール袋を食べたり、袋が巻き付いたりして命を落とす動物も少なくありません。また、マイクロプラスチック問題があり、このままいくと、海に漂うプラスチックが魚の総量を超えてしまうそうです。

そんな問題に少しでも役に立てばと、今回は廃材で楽しく工作して、レジ袋をストックして再利用できるような箱をつくりました。

工作スタート~

ダンボールを正確にさしで測ってカッターで切ります。

最初に正しく測るのがコツ
カッターを使うときは手袋をして、きをつけながら。

親子でご参加いただいた方が多く、少し難しいところはお母さんお父さんがアドバイスしながら取り組んでくれました。

お母さんがとても上手にコツをレクチャーされてました

それぞれのペースで進めていただき、バラバラだったパーツがぴったり合った時はやった!と嬉しそうでした。

意外と簡単?難しい?

取り出し口の形を変えたり、顔を付けたり、持ち手のひもを三つ編みにしているお子さんも。どんな時もやっぱり個性を発揮してくれます。

取り出し口もいろいろ
ひもを三つ編みに♪
顔をつけたよ!
文字でデコレーション
きれいにできたね!

バッグみたいになった箱。「これからイベントにはこれをカバンにしてきます」なんて冗談を言いながら帰ったお子さんもいました。頑張ってつくっただけに、とても満足気な表情でした。

また楽しく作れて環境のことを考えられるワークショップを開催しますね。